ハムはネズミの仲間!だから繁殖もネズミ算式

ハムスター好きにとってはあまり認めたくないジジツだが、やっぱりハムもネズミの仲間。「うちのハムに子供を生ませてみたい」という単純な発想で無計画に繁殖させてしまうと、ネズミ算式にどんどんハムスターか増えていってしまうことになる。繁殖をねらうときは、あらかじめ生まれてくる子ハムの引取先のあてをつけておくことをおすすめする。では、繁殖をさせるときの基本を簡単に紹介しよう。

ゴールデンハムスターは単独飼いか基本なので、繁殖はお見合いから始まる。ペア飼いや多頭飼いができるドワーフハムスターの場合でも、単独飼いをしている人はまずお見合いをさせることになる。ハムは1年中繁殖が可能な動物だが、やはり暑い夏や寒い冬はそれなりに繁殖意欲(?)も衰えるようだ。だからお見合いは気候が穏やかな春か秋に実施したほうかいいだろう。

また、繁殖に適した年齢という問題もある。オスで生後10週齢から15ヵ月齢まで、メスで生後8週齢からやはり15ヵ月齢での青年~壮年期のハムでなければ繁殖は難しい。

ハムスターのメスは、約4日周期で発情する。発情している時間は12時間ほどだが、基本的にこの発情しているとき以外は、メスはオスを側に寄らせない。オスが近づくだけで攻撃しはじめるので注意が必要だ。そのため、いきなりオスとメスのペアを同じゲージに入れるのではなく、それぞれの入ったゲージを隣接させて数日間様子を見てみよう。問題がなさそうなら、メスをオスのゲージに入れてみる。

一週間ほど同居させたら、再び双方を単独飼いに戻してメスの様子を観察しよう。妊娠に成功していた場合、10日ほどでメスの下腹部が膨らんでくる。ハムの妊娠期間はゴールデンで約16日、ドワーフは約18日ほど。この期間はいつも以上にバランスのとれたエサを与え、環境にも気を配ってあげたい。

出産が近づくと、メスはそわそわと落ち着かない様子を見せはじめる。ハムの出産は驚くほどの安産がほとんど。ある朝、巣箱を覗いてみるといつのまにか元気な子ハムが何匹も生まれていたということが多い。

最初は体毛もなくちょっとグロテスクな印象の赤ちゃんハムだが、1週齢あたりからぐんとかわいさを増してくる。なでたり触れたりしてみたいのはやまやまだが、ここはグッとがまん。子ハムに人間の匂いがつくと、子育てで気が立っている母ハムはその子を食い殺してしまうことがあるからだ。生後2週間をすぎれば、子ハムにさわっても大丈夫だ。

— posted by Petty at 05:47 pm